第7期加古川清流戦 対都成竜馬四段

都成竜馬四段は谷川浩司九段門下。プロへの登竜門。と言われている将棋小学生名人戦で準優勝を果たしたことがある。
都成四段は藤井聡太四段と三度目の対局になっている。三段リーグ入りは16歳。と早かったものの、プロ四段になるまで期間を要した苦労人。また三段時代に新人王戦を戴冠したことのある棋士。甘い顔立ちから女性人気が高いことは言うまでもない。
竜王戦6組・順位戦C級2組在籍。
都成四段は三度目の正直でリベンジを果たせるのであろうか?
盤上は都成四段先手。YAMADAチャレンジ杯の時と同じ先手中飛車に。違うところと言えば藤井(聡)四段の構えが急戦である。ということ。YAMADAチャレンジ杯では左美濃だったが、本棋戦では二枚銀での捌きを押さえる方針に。
銀交換からしばらく手が進んで都成四段は片美濃~木村美濃に。藤井(聡)四段は金銀の力で中央を押さえる。
組み替えからさらに都成四段の▲4六角。が実現して先手が指しやすい形勢に。藤井(聡)四段の反撃をも許さない▲3五桂。と激しく攻め立てる。▲金・△桂。の交換でさらに玉頭を補強した先手が優勢の終盤戦に突入。
ところが一歩を得るために跳ねだした桂が疑問。代えてジッと▲4八金右。と一石二鳥の手を指していれば都成四段の勝ちが決まっていた。
藤井(聡)四段が疑問を見逃すはずなく、△1五歩。の利かし一本入れてから△4二玉。と受けに回る落ち着きを見せる。それでも苦しいことに変わらず▲6一銀~▲2四角。と出られてしまう。苦し紛れの△1八歩。に▲同香。と取ってしまったのが都成四段痛恨の一着に。
苦し紛れ。にしても勝負手を放つ姿は20連勝記録を潰えそうになってしまった澤田真吾六段戦のよう。
そこから有利を手繰り寄せた藤井(聡)四段が△1七金~△5一玉。とかわして玉を安全に仕上げる。
以降は手番を生かした厳しい攻めが都成四段に刺さって130手目△3八金打。を見て都成四段が無念の投了。
終盤の幻惑に惑われてしまった都成四段にとって三度目の正直。とはならなかった。
これで藤井聡太四段の通算勝数31。になった。

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都成先生

おはようございます。
昨日、ジンさんとたまたま24で会いましたよ。

さて、都成先生ですが、今年の成績について、
ネット上で藤井先生以外の対局は全戦全勝という、
記録を紹介しているのを発見しました。

本来ならもっと良い成績を残すハズが、勝負の世界は厳しいですね。
本局も終盤先に都成先生が指しやすい形をつくり、
端の攻防で△1八歩を無視して、▲5二歩で61の銀を、
取らせないようにしていれば、リベンジが叶ったかと思います。

都成先生

おはようございます。
ジンさんと時間帯があったのが要因でしょう。
都成先生も前例のない奨励会三段の時に新人王に輝いている逸材です。若くしてプロ入りか?と囁かれている棋士さえも困難を極めているのが今の将棋界そのものと言えます。
これから競争が激しくなっていくことは明らかです。
本局ですが、△1八歩。に▲5二歩。には△1七金。という恐ろしい手があるように見えます。玉で取れば△2六角。銀で取ったとしても角成り。で手番が先手に回りません。取ってもダメなら▲2九玉。にしても△1九歩成。が厳しく勝てません。
△1八歩。に▲4四歩。と防戦していればまだ難解な終盤戦だったでしょう。
リベンジ達成にいち早くたどり着くとしたら▲8五桂。ではなく、▲4八金右。が明快でしょう。
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