第67期王将戦一次予選対菅井竜也七段

自身初の二次予選進出を懸けた対局相手は第58期王位戦七番勝負の挑戦者として名乗り出た菅井竜也七段。
菅井竜也七段は小学生名人戦出場経験あり。井上慶太九段門下。まだ若手だった頃に出された著書「菅井ノート」の先手・後手。ともに深い研究が高く評価されている。深い研究から編み出された指し手は「菅井流」とも呼ばれている。
升田幸三賞受賞経験ある序盤巧者。近年は振り飛車のみならず居飛車も取り入れているオールラウンダーになっている。
現在第58期王位保持している羽生善治王位相手に2-0。と圧倒的な戦いを広げている。
竜王戦こそは4組だが、順位戦ではB級1組に在籍している。
タイトルを戦っている相手にどう立ち向かったのであろうか?
盤上は菅井七段。初手▲5六歩。から繰り出される三間飛車とは違って本譜は普通の先手中飛車に落ち着いた。
居合い抜き超速ではなく、7三に桂を跳ねて急戦の姿勢を見せたのが藤井(聡)四段の工夫。対する菅井七段は玉の堅さを主張する穴熊に。
先制を入れたのは藤井(聡)四段△5四歩。と先手の位から真っ向反発してやろう。の目論見を透かす▲3五歩。と両者譲らぬ戦いからさらに藤井(聡)四段は△8六歩。と突き捨ても入れる。ここで昼食休憩に。
再開後の菅井七段の指し手は▲8六同角。激しさを増して△5六歩~△4五歩。さらには△6五歩。と威張っていた菅井七段の左銀を追い払う。直後の△3四金。が囲いの薄さが目立ってしまった敗着。代えて△8五桂。と跳ねていればまだまだ難しい勝負は続いていた模様。
以降は王位戦第1局・第2局。で見せた小気味よく決断ある指し手で攻防織り交ぜながら穴熊陣を生かした菅井七段が二次予選進出を決めた。
藤井(聡)四段は敗れはしたものの、勝負を諦めない指し手は今後の棋士としての実績に大いに役立つことであろう。と筆者は思う。

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